The Buddha  ブッダ

NHKラジオのリスニング講座も今回を入れてあと2回となりました。

ブッダはサンスクリット語で「悟りを開いたひと」を意味します。

前5世紀、シャカ族の王子、ゴーダマ・シッダールタはすべての富、権力、家族を捨て、出家し修験者となります。

苦難の修行を行いますが、心は救われず、ついに菩提樹の下で決死の覚悟で瞑想しました。

すると、シッダールタの心を乱そうと悪魔、マーラが現れ、妨害しました。しかし彼はこれを退け、悟りを開いたのでした。

He found pure enlightenment. He became the Buddha. For the rest of his life, he traveled, teaching his newfound wisdom to all: that all things are impermanent, that suffering is caused by our craving these impermanent things, and that through practice we can free ourselves of these cravings.

<彼は悟りを開いて、ブッダとなった。残りの生涯をかけて、悟りを伝える旅にでた。ブッダは、すべてのものは無常であり、苦しみは貪欲になることにより作り出され、修行によってその欲求から逃れることができると説いた。>

ちなみにこの絵は、我が故郷新潟の山根家菩提寺、勝念寺に飾られている仏陀涅槃の図です。

イメージ豊かに描かれた永遠の命です。この絵を見たとき思わず次の言葉を書き記しました。

人間も動物も仏陀のご入滅を静かに悲しんでいる
仏陀は涅槃の世界に入った
仏陀は人間にも動物にも、生きろ、生きろとその心に語りかけている

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