ロンドンを旅行したときのこと。電車を降りた駅の構内で、次の表示がされている機器(写真参照)が目に入りました。

Oyster pay as you go users

初めて見たとき、変な英語だなと思いました。

しばらく考えました。

ははぁん、これは、”pay as you go” をひとかたまりの形容詞だと理解すると意味がわかることに気づきました。

それでは次のように書いてみます。

Oyster pay-as-you-go users

つまり、『オイスターを使って「移動したら支払う」ユーザー』という意味になることが分かります。このユーザーに呼びかけた上で、次の注意書きが続きます。

You must touch your Oyster Card flat on the yellow reader at the start and end of each journey on the DLR.

(DLRに乗る際旅行の出発点と終着点で黄色の読み取り機にオイスターカードを平らにタッチしなければなりません。)

DLR は Docklands Light Railway の略でロンドン東部ドックランズを走るライトメトロまたはライトレールの形態の鉄道のこと。(この写真を撮ったときはたまたま東部に移動したときでした。)

つまりオイスターカード使用者に、ここで入場、出場のタッチをしてくださいと呼びかけているわけです。

通常ロンドンの地下鉄の駅には日本と同じように、ICカードをタッチして通過する改札のゲートがあるのですが、Over Groundと称する地上の鉄道駅の場合ゲートがないところがあり、このような機器が設置してあるので忘れずにタッチしなければなりません。

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