新しい慣用句を知りました。次です。

I’m in a Catch-22 situation.

さて、どういう意味でしょう。はい、答です。

「ジレンマに陥っている。」
(=逃れようのない、どうしようもない、にっちもさっちもいかない状況・状態にある)

なぜこういう表現がうまれたのでしょうか。調べてみました。

まずこの表現について説明している文章です。

A catch-22 is a paradoxical situation from which an individual cannot escape because of contradictory rules. … Catch-22s often result from rules, regulations, or procedures that an individual is subject to, but has no control over, because to fight the rule is to accept it.

<キャッチ22とは、矛盾したルールのために、そこから個人が脱出できない逆説的な状況のこと。 … Catch-22s は、個人が従わなければならないにもかかわらずコントロールできないルール、規制、または手続きからしばしば発生するものである。なぜならルールを守ろうとするとルールを守ることができないという矛盾がおこるため。>

さらに調べてみると次のような語源によるものだということが分かりました。

ジョーゼフ・ヘラー(Joseph Heller)の小説『Catch-22』(1961年)から。Catch-22はアメリカ空軍パイロットに対する軍務規則の条項名。主人公は、「精神障害にかかっていることを理由に除隊を申し出ると、『自分で自分のことを精神障害と判断できるということは精神障害ではない』と判断されて除隊を認めてもらえない」というジレンマに悩む。」(英辞郎 On The Web より)

 

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