比較級について
中学で比較級を習います。しかし比較級を正しく使いこなせている人は意外と多くないように思います。
日米貿易摩擦の再燃かと思わせる動きがありますが、こういう場合、米国と議論をするためには正しく英語を表現することが必要になります。
この例題が適切かどうかは別としてつぎの文章を英語にしてください。
◎米国から日本に輸出されるより、ずっと多くの製品が日本から米国に輸出されている。
はい、答えです。
◎There are many more products exported from Japan to the USA than those from the USA to Japan.
中学で習う比較級は、年上だ(older than~)とか、背が高い(taller than~)などでした。でも中学英語をつかってちゃんと経済摩擦に関連するような表現もできます。そのような文章の構成は論理的に考えることによって導かれると思っています。それは英語の問題というよりは、母語で正確に論理を組み立てられるかに懸かっていると考えています。
上記の文章では、ずっと多いは many more を使っていますが、これは products が数えらえる名詞だからで、数えられないものならば、much more になります。
米国名には the USA と略語であっても必ず the をつけます。英国の the UK も同様です。
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