まずは問題文を、英語にしてください。


◎女というのは変わるものだ。

ここでは、「女というもの」をどう表すかが重要です。
それでは、答です。


◎A woman changes.

え、これだけ?と思うでしょうか。英語では名詞には、不定冠詞(a)、定冠詞(the)がつくか、あるいは無冠詞となります。これを意識するか、しないかで英語へのセンスが格段に上がります。

一つの例ですが、例えば「犬は(一般に)吠えるものだ」とか、あるいは「犬は(一般に)人懐っこい動物です」のように、誰かに説明口調で話す場合は、不定冠詞の a をつけて、次のように表現します。
◎A dog barks.
◎A dog is a friendly animal.

これは、不特定の一つ(ひとり)を想定して、それを代表として「~というものはどれでも(だれでも)」と、その種類全般に共通する性質を述べる形なのです。数えられる名詞を主語にして、説明口調で「~というものだ」という場合は、a +数えられる名詞を主語にすると覚えるとよいでしょう。

それでは、同じ説明口調で「というものだ」という文章ですが次は何というでしょう。
◎水というものは100度で沸騰するものだ。

答です。
◎Water boils at 100 degrees Celsius.

水は決まった形がなく、容器に入れない限り数えたりできません。したがって、a がつくことはありません。でもこういう言い方もあります。 I will make a coffee. 実はこれは口語的表現で、a cup of coffee を略して述べているもので、本来的には coffee は数えられません。

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