電話会議を開始する時間が来たので、メールでリマインドをしたところ、英国人から返ってきたメールの表現です。

OK, ready to speak in about 10 mins, just making a tea first!

<オーケー、10分後に話ができるよ。まずはティーを淹れてからね。>

いやいや、もうすでに定刻を過ぎてるんですけど。(笑)

それにしても朝や午後のティーは英国人がなによりも大切にしている習慣です。コーヒーを淹れるなら、make a coffee です。

本来は coffee (teaは数えられず、「コーヒーを淹れる」は、make some coffee (tea) と言うか、「コーヒー一杯を淹れる」ならは正しくは、make a cup of coffee (tea) となりますが、現代ではこれにこだわらず a coffee, two coffees と言います。

写真は、古い英国のオフィス風景です。

1970年代の終わりだっと思いますが、勤め先のロンドンオフィスを初めて訪ねた際に、品の良い英国夫人がこのようなワゴンを押しながらオフィス内を巡回して、従業員にお茶のサービスをしているのをみて新鮮な驚きを覚えました。

そのときはミルクたっぷりの紅茶を美味しくいただきました。今は、おそらくもうこんな優雅な給茶サービスはやってないでしょう。

ちなみに中東のオフィスでは、ひげ面の男が砂糖たっぷりの甘い紅茶(チャイ)を給仕してくれます。小さな透明のグラスの底には溶けきれない砂糖がたまっています。

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