「LUCA(ルカ)」という言葉を知っていますか。Last Universe Common Ancestor の頭文字からとられている言葉です。その意味するところは「全生物の究極的な共通祖先」ということです。

この考えは、大腸菌から線虫、魚類、昆虫、鳥類、サル、そして人類、つまり生きとし生けるすべてのものに共通する祖先はひとつであるという学説に基づくものです。それによれば、LUCA は、40億年の時をさかのぼってたどり着く原始的な生命体です。

地球が生まれてから数億年後にその生命体が生まれ、そのLUCAの遺伝子は、40億年という時の流れを超えて連綿と受け継がれてきたとのことです。

Now let’s keep going back in time. About 2 billion years ago is a micro-organism that gave rise to all plants, fungi and animals. But that still leaves all the bacteria in the world. We have to keep going back even further, another 2 billion years. Finally, we meet a basic lifeform that biologists call LUCA. The name stands for Last Universe Common Ancestor. LUCA is the lifeform we, and all life on Earth, come from.

<さあ、時間を追って戻ってみましょう。 約20億年前は、すべての植物、真菌類、動物を生み出した微生物の世界です。 しかし、それはまだ世界にすべての細菌を残しています。 私たちはさらに20億年も前に戻らなければなりません。 最後に、我々は生物学者が LUCA と呼ぶ基本的な生命体に出遭います。 その名前は Last Universe Common Ancestor の略です。 ルカは私たちと地球上のすべての生命体が始まった根源なのです。>

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