Ernest Hemingway  アーネスト・ヘミングウェイ

猫がなんだって?6つのなに。白雪姫?今回は冒頭から聴き取りに苦労しました。専門用語と全く知らない固有名詞が続くと途端に分からなくなります。

それにしてもヘミングウェイのことを何もしらなかったことがわかりました。彼の壮絶な人生についても。彼は1899年に生まれ1961年に自ら命を絶ってこの世を去りました。1954年にはノーベル文学賞をとっています。

Do you know there’s a small island in Key West, Florida, that’s home to polydactyl cats? It’s where Ernest Hemingway’s home is. He lived there in the 1930’s and the cats are said to be descendants of a six-toed cat Hemingway was given, Snow White.

<フロリダのキーウエストに小さな島があってね。そこには多指症の猫がいるって知ってるかい。アーネスト・ヘミングウェイの家があるんだ。彼が1930年代に住んでいたんだけど、そこにいる猫たちは、彼がもらい受けてスノーホワイトって名づけられた6本指の猫の子孫っていうわけさ。>

ヘミングウェイは猫好きで、友人から2匹の猫を貰い受けていました。この猫は足の指が6本ある多指症でしたが、彼はかえって幸運を呼ぶ猫だと言ってかわいがっていたそうです。キーウエストの博物館にはこの遺伝を受け継ぐ猫が今も飼われているとのこと。

彼の作品は「老人と海」、「武器よさらば」、「陽はまた昇る」などが有名ですが、このエッセーで著者は「移動祝祭日」が一番好きだと述べています。1920年代のパリで20代を過ごし、貧しい中、恋に落ちていた時代をつづった回想録だそうです。当時の有名な作家たち、例えばフィッツジェラルドなどとの交遊も描かれているとのことです。

下の写真はキーウエストの家と多指症の猫、そして「移動祝祭日」文庫本(原題は “A Moveable Feast”

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