温度の話題も日常よく出ます。ところで、摂氏って誰のこと。今日は理科の問題でもあります(笑) それでは、次の文章を英語にしてください。
◎真水は摂氏零度で凍り、摂氏100度で沸騰する。

はい、答です。
◎Pure water freezes at zero degrees Celsius and boils at one hundred degrees Celsius.

今日は話題がややてんこ盛りです。
1.注目は、zero degrees と複数形になっていること。えっ、ゼロだからあとに続く名詞は単数形になるのではないかですって。実は、zero が可算名詞を修飾するとき、その名詞は複数形になります。ところで、ゼロを発見したのは、インド人でした。
2.Celsius はスウェーデンの天文学者の名前。摂氏って彼のことだったんですね。彼の名前の代わりに、Centigrade と入れてもよいです。これは百分度を意味します。
3.例文で表現されているように、水が凍る温度と沸騰する温度を100度で区切るのは、非常に合理的でわかりやすいと感じます。
4.それでは、華氏とは? これは、Fahrenheit というドイツの学者の名前です。アメリカでは華氏による温度表記がいまだに主流のようです。摂氏と華氏の簡単な変換の仕方を下記しておきます。
・摂氏0度=華氏32度 (まず、32度の差があることを覚える)
・摂氏10度=華氏50度 (摂氏で10度上がると華氏は18度上がる)
・摂氏30度=華氏86度 (摂氏で20度上がったので華氏36度足す)
・摂氏35度=華氏95度 (摂氏で5度上がると華氏は9度上がる)
これはあくまで摂氏5度、10度単位での華氏への変換です。もっと厳密に知りたいときは換算表か、グーグルで調べてね(笑)

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