つぎの日本語を英語にして下さい。

◎2つの図案を思いつきました。でも、2つの内、どちらが良いか決められません。

さて、ここでのポイントは、「思いつく」をどう表現したらよいかです。何と言ったら良いでしょうか。

その答えは、







はい、答えを言いますよ。

I have come up with two designs.

「思いつく」「考え出す」は、come up with を使って表すことが出来ます。

come up はもともと「やってくる」という意味で、up の動きから「上がる」、「生じる」、「起きる」という意味につながってきています。

これに with ~ とつながることで、「~を思いつく」となります。ちょうど、思いや考えが浮かんでくるというイメージですね。

では、次に「でも、2つの内、どちらが良いか決められません」をどう表現したら良いでしょうか。

これは、比較級の表現がポイントになります。

その答えは、







はい、答えを言いますよ。

But I can’t choose which one is the better of the two.

ここで気をつけないといけないのは the better というように比較級に the が付いていることです。2つのものを比べて「より良いもの」を選ぶと、選んだものは特定されることになります。だから特定のものであることを示す定冠詞、 the が付きます。特定されるということを言い換えると、話者の間では、どれを指しているかが明確に分かっているということです。

また2つの内、という場合は、of the two と、of を使います。of には、「~の」という意味の他に「~から出て」という意味があります。ここでは、2つから1つを取り出してという動きが感じられます。

今回は、「思いつく」come up with についてお話ししました。

 

 

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