好きな食べ物の話をしている場面を想像してください。

まず、日本食が好き、と言ったとします。その後に、その日本食の種類を例として挙げることはよくありますね。

I love Japanese food … sushi, tempura and ramen.

さあ、上記の … の部分をどうつなげたら良いですか。

そうですね、このような場合、such as や like を使うことが多いと思います。

  1. I love Japanese food such as sushi, tempura and ramen.
  2. I love Japanese food like sushi, tempura and ramen.

さて、ここで問題です。上記の1と2の文とでは、厳密に言うとニュアンスが違うのですが、どんな違いがあるのでしょうか。

はい、答は…↓





まず、1の文で、such as の後に例示されている寿司、天ぷら、ラーメンは「好きな日本食」に「含まれるもの」です。

一方で、2の文の like の場合は、「~のようなもの」と言う意味であり、必ずしも寿司、天ぷら、ラーメンそのものを好きだと言っているわけでないと言うことです。もちろん、such as と同じような意味合いの場合も多いとは思いますが、ここでは本来の言葉が意味する、厳密な違いを述べています。

この2つの語の違いを端的に表すと次の通りです。

1.such as は「含まれるもの」を挙げている。
2.like は「似たもの」「~のようなもの」を挙げている。

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