たまたま7年前、facebook でつぶやいた記事が出てきました。
左のウイスキーの写真と ”I could use a drink.” というつぶやきでした。この文の意味を知りたい場合は最後までお付き合いください。
この記事がきっかけで、could という助動詞について考えてみました。ご存知の通り、can の過去形として could を習います。
例えば I can swim. を「若いときは泳ぐことが出来た」と言いたいのであれば、
I could swim when I was young. となります。
でもつぎはどうでしょうか。これは「出来た」のでしょうか。
I could eat 100 bowls of ramen.
出来るわけがありませんね。この意味は、<ラーメン100杯くらい食べられる気がする>という比喩表現です。
さて、冒頭の I could use a drink. の意味は「一杯やりたいねぇ」「一杯やりたい気分だ」という決まり文句です。だから、まだ呑んではいない状態にあります。
could は「出来ない」「出来ていない」場合にも使うことがあるというお話でした。
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この表現直ぐに役立ちました。今日は一杯飲みたい気分、懐かしい友と会話していてパッと思い浮かびました。
いつもありがとうございます。could use の使える範囲は結構広いです。英辞郎 on the web の説明と用例です。ここでは can も同様にしていますが、個人的には could の奥ゆかしさを尊重したい気がします(笑)。
~を必要としている、~がぜひともほしい、~をもらえると[得られると・頂けると・入手できると]ありがたい[うれしい・助かるのだが]、~をすると良くなるのだが、~しても悪くない
・I can [could] use the job. : 仕事があればいいのだが。
・I can [could] use your advice on this project. : このプロジェクトに関してあなたのアドバイスをいただけるとうれしいのですが。
・I can [could] use a cup of coffee. : コーヒーを1杯いただけますか。
・I can [could] use a good lawyer. : 良い弁護士がいてくれると有り難い。
・Bob, I can [could] use your help. : ボブ、助けてもらえると有り難いんだけど。
・I can [could] use a haircut. : 散髪しなきゃ。